ともゆきだるま

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初めての陶芸体験日記~鎌倉編~

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一度はやってみたい陶芸を体験してきました。
陶芸のおすすめしたいポイントと、実際の工程を体験談を元に紹介します。
この記事を読んだらきっと陶芸の予約をしてしまうことでしょう。

 

目次

1.陶芸の魅力

2.体験談

3.最後に

 

1.陶芸の魅力

陶芸の魅力はなんと言っても自分らしさを表現できることではないでしょうか。
一つのお茶碗を作るにしても、大きさ、形、色を自分で選び作り上げていきます。
少しだけ不出来になってもそれが楽しくてきっと良い思い出にもなります。
また、長く使えるものなので、記念品にも向いていますよね。
私の作ったお茶碗もかれこれ4年くらい前になるのですが、今でも健在です!
ではどういう工程で作っていくのか私の体験談を元にご覧ください。

2.体験談

とある日、当時付き合っていた彼女と陶芸をすることに。
場所は鎌倉で近くに駅が無いため、車で向かった。
到着すると普通の一軒家で、ある一部屋を陶芸教室として使用しているようだった。

 

私たち2人以外に陶芸をする人はおらず、いかにも職人という感じの白髭を伸ばした60~70歳くらいの男性が待っていた。

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教室に案内されると、エプロンの着用を命じられ、私と彼女は横に並ぶように座った。そしてわたしの前に座った職人は語り始めた。


職人「今日は,1,2時間でお茶碗を作ってもらいます。本来なら数日かかるところを体験だから簡単に済ませます。だからって舐めてないよね?」
私(めっちゃ職人じゃん..軽い気持ちできたのに..笑)
職人「それでは今回使う粘土を渡します。これも本当だったら粘土を作り上げるところから始めなきゃならんのに甘えよって・・」とぼそぼそと言いながら渡された。
私 「ありがとうございます!」(温度差半端ない 気をつけよ笑)
職人「それでは私のすることをまねてください」
そういうと、粘土の中央を親指でゆっくり何度も押し始めた。
なるほど。底を作るんか。(グイッグイッ)
職人「力が強い!!」2、3回押した私に大きい声が...怒ったような感じではなく、
多分普段から声でかい系かなという感じ。(あれ?私って弟子だっけ?笑)
その隣で彼女は笑いながら親指で何度も押していた。
職人「ほぉ~彼女さん器用だね~」
彼女「ありがとうございまーす!(ニコニコ)」
職人は私にもう一言「力。」
私(うひょ~ だんだん弟子だった気がしてきた)

しばらくしてなんとなく器っぽい形になってきた。

職人「ではろくろに乗せて形を整えていきます。」
私「お願いします!」
陶芸といったらろくろのイメージですよね。あの自動でくるくる回るやつに、
軽く手を添えて形を作っていく楽しい時間。わくわく
職人「じゃあこの上に乗せて」
私「ん???」
それはイメージしたものとかけ離れていた。直径30CMくらいの円形でスイッチも
コンセントも見当たらないのだ。

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職人「考えていたのと違ったかもしれないが、これは自動ではなく、自分で回しながら形を整える。」
私「おー!イメージとは違ったけれどそっちのほうが楽しそう!」
職人(にっこり)
職人「形を整えるのに専用の道具があるけど、そんなのは使わん。もっといいのがある。」そういって取り出したのは割り箸。
私(これは普通に道具使ってみたかった・・・)
職人「また私と同じように進めてください。」
そういうと左手でゆっくりろくろを回し、右手で軽く触れながら形を整えていく。
なるほど、完全につかめました。(コロコロ・・・)
職人「強い!」
うひゃ~やっぱりか~笑 
これには彼女も苦戦しており、彼女に優しい職人は、彼女の手を取りこつを教え始めた。(なんかモヤモヤするなぁ)
その後、私の手を取り綺麗な形へと変えてくれた。
ある程度形が決まったら、茶碗の厚さを調整するために先ほどの割り箸を使い、削る工程へ移った。ここでも我が師匠の技量をお借りしながらなんとか2人のお茶碗が完成した。
職人「お疲れ様でした。色は何色にしますか?」と多数の色から私は黒を、彼女はベージュを選択。どうやら色を塗るのは職人のようだ。
職人「焼き上げるのに今だと1か月かかるから完成したら郵送します。うまくいったんじゃない?」とニコニコしながら私たちに語りかけた。
私「なかなかの自信作できました。」というと職人は笑い出し、最後に私がお礼を言って教室を後にした。
彼女も私も車に乗り込むとお互いが笑い出すほど濃い経験ができた。

体験で来たにも関わらず本気で向かってくれた師匠に感謝している。
でももう少し気楽でもいいかな!笑

 

3.最後に


私は現在「人生でやりたい100のこと」を実施中です。
今回の陶芸はやりたいことリスト「97」です。
こちらで「人生でやりたい100のこと」を紹介しているので良かったらご覧ください。
そしてあなたの夢も教えてください。

umimoyamamoiine.hatenablog.com


ここまで読んでくださってありがとうございました。