【2020年度版】Googleリスティング広告の始め方
Googleリスティング広告の始め方
Googleリスティング広告(検索広告)の意味は?始め方は?という方に向けて
リスティング広告の意味から具体的な運用方法まで全て現在のGoogle広告管理画面の
キャプチャを付けて解説します。
始めてGoogle広告を運用することに不安があるかもしれませんが、成果を上げるためのリスティング広告のキーワードの選び方や、
運用にかかせない広告文の作成方法まで説明しますのでご安心を。
これを読めばGoogle広告脱初心者です。
目次
0-1 リスティング広告とは
1-1 入稿と予算設定
1-2 キーワード選定
1-3 広告文作成
0-1 リスティング広告って何?
リスティング広告とは「美容院に行きたい」と思いGoogleで「美容院」と検索した際に検索結果に表示される下記のように文章で書かれた広告のことを言います。
広告文には「広告」と表示されるのでわかりやすいですね。
リスティング広告は、あなたが検索した「キーワード」と「ユーザー属性」に合わせて表示されることが特徴です。
そのため広告の中では費用対効果が高く、リスティング広告から手を付ける方がほとんどです。それでは実際に設定していきましょう。
1-1 入稿と予算設定
まず、Google広告へログインします。
ログイン後、「キャンペーン」→「プラスボタン」をクリックします。
※キャンペーンについては下記を参照下さい。
続いて「販売促進」→「検索」→「続行」をクリックします。
※「検索」=リスティング広告と考えて問題ありません。
続いてキャンペーン名を決めましょう。キャンペーンは狙っているターゲット層やサービスの違いによって分けます。
今回私は、スポーツショップを経営しているということにして進めていきますね。
キャンペーン名を「サッカーシューズ」に設定しました。
このキャンペーン名はいつでも変更可能です。今回はリスティング広告のみ行いますので、「ディスプレイネットワーク」のチェックは外しましょう。
続いては「配信地域の設定」と「言語設定」です。
日本全国に配信したい方はそのままで問題ありませんが、「店舗に直接きてほしい」という方でしたら店舗がある地域のみにするのが一般的です。
こちらの「配信地域設定」もいつでも変更可能なので、まずは地元から始めてみたいという方は小さく始めるのもありだと思います。
「言語設定」はデフォルトが「日本語」になっているのでそのままでOKです。
さて!もう後半に突入していますよ?早いですよね!え..まだ終わらないの...とお考えのあなた!あと一息です。
続いてはとっても重要な「予算設定」と「入札戦略」です。
「1日の予算」ですが日予算の最大で2倍かかる場合がありますのでご注意ください。ある程度広告が表示されるように最低でも日予算を5,000円~にすることをおすすめします。
といっても、もっと具体的にリスティング広告にかける費用はいくら必要なのか知りたいという方は費用の出す指標を説明していますのでこちらをご確認ください。
いくらで始められるの?リスティング広告に必要な費用の決め方 - ともゆきだるま
続いて最重要と言っても過言ではない「入札戦略」です。
入札戦略とは、目的に合わせて自動で入札額を決めるものと、個別で入札額を決めるものがあります。
自動入札
1-1 目標コンバージョン単価
設定された単価で最大限にコンバージョンが取れるように入札単価を自動で調整してくれる機能です。
コンバージョンとは「購入や予約」などWEBサイト上でできる最終的な成果のことです。つまりコンバージョン単価とは、1件の購入や予約に対する費用を指します。
1-2 クリック数の最大化
設定された予算内でクリック数が最大になるよう、入札単価を自動で調整してくれる機能です。
1-3 拡張クリック単価
各キーワードに自分でクリック単価を指定しますが、コンバージョン意欲の可能性に応じて自動で入札単価を調整してくれる機能です。
1-4 コンバージョン数の最大化
1日の予算内でコンバージョン数を最大化できるよう自動で入札単価を調整してくれる機能です。
個別入札
1-1 上限クリック単価(上限CPC)
1クリックの上限単価を設定する機能です。CPCとは1クリックにかかる費用のことをいいます。
さて!「入札戦略」の説明を一通り終えましたが、じゃあ結局何がいいの!と思っていますよね。
そこでまずおすすめするのは、自動入札の「クリック数の最大化」です。
その理由として、Google広告は、広告をクリックしたユーザーや、表示したユーザーを元に「学習」し、コンバージョンの可能性が高いユーザーへの広告配信を行います。
そのためにまずは、データを貯める必要があるので「クリック数の最大化」にすることをおすすめします。
いつでも入札戦略は変更できますが、2週間は入札戦略を変えずに行ってみてください。希望の入札戦略を選択したら、「保存して次へ」をクリックしてください。
さて、次はお待ちかねの「キーワード」作成です。
キーワードを入力する前に知っておかなくてはいけないことがあります。
それは「部分一致」「フレーズ一致」「完全一致」の3点です。
意味がわかっている方はそのままお進みください。なんだそれ!?という方は下記URLをご確認ください。
キーワードのマッチタイプについて - Google 広告 ヘルプ
「キーワード」はあなたが実際に顧客の立場になって考えるとわかりやすいかもしれません。サッカーシューズを探しているひとなら「サッカーシューズ おすすめ」「サッカーシューズ 格安」「サッカー靴 アディダス」など検索しますよね。
思いつく限り入れてみましょう。
ここで注意!
「サッカーシューズ」を販売しているのに、部分一致で「靴」だけを登録すると、「結婚式 靴」にも広告が表示されます。ここが心配な方はまずは、「完全一致」と「フレーズ一致」に絞ってみるといいかもしれません。
キーワードの選び方はまた別な機会に詳しくご説明いたします。
さて、いよいよ最後の「広告文作成」です。
1-3 広告文作成
それでは実際に広告文を入力していきましょう。
1)広告見出し
まず、何を書いたらいいんだ...と悩むかもしれません。そんな方へズバリ!この2つができれば広告文は作れます。
1.競合を知ろう
実際にあなたと同じサービスを行っている企業の広告文を見ましょう。その企業が何を広告文に取り入れているのか、その広告は何を強さとしているのかを知ることが大切です。
2. 競合優位性を広告文に取り入れよう
広告文を読んでクリックする人はあなたの広告の何かに魅かれてクリックします。その「何か」はわかりやすさと魅力的なサービスにあります。例えば「全商品送料無料」「即日配送」などわかりやすく目に留まりやすい文を必ず入れましょう。
2)説明文
このページでは何を目的とし、どういうサービスがあるのかを明確にする必要があります。ここがぼやーっとしていると、なんとなくクリックしたユーザーは、「思ったサービスと違う」と感じ、購入せずに離脱する可能性が高まります。
3)パスを表示
あなたの会社名や、どのようなページかが一目でわかるような文字を入れましょう。
4)最終ページURL
この広告をクリックしたユーザーが始めにみるページをここで決めます。
「保存して次へ」をクリックすると見事!リスティング広告の設定完了です。
お疲れ様でした。